和食の扉を叩く
いつもレシピなんて見ないで適当に料理してたけど、 ここずっと美味しい和食が食べたくて(美味しい和食が作れない><)、 久々に料理本を買ってみた。
買ったのは、 菊乃井の村田吉弘さん著の「割合で覚える和の基本」と 賛否両輪の笠原将弘さん著の「笠原将弘の 30分で和定食」 の2冊。
- 作者: 村田吉弘
- 出版社/メーカー: 日本放送出版協会
- 発売日: 2001/10
- メディア: 大型本
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- 作者: 笠原将弘
- 出版社/メーカー: 主婦の友社
- 発売日: 2011/11/02
- メディア: 大型本
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Kindleで買える本でなんとなく気になったのを買ってみただけだけど、 後で気がづくとどちらも有名店の料理人の本だった。
んで、読んでみたんだけど、「割合で覚える和の基本」がめっさいい! 性格上レシピってあんま好きじゃない(料理するとき真面目に測りたくない)からか、 どうしてもレシピが沢山書かれていても読む気がしない。(某有名サイトなんて絶対見れないw) けどこの本は名前の通り、味付けのための調味料の割合をベースに教えてくれる。
味の基本は醤油:みりんを1:1 煮物は醤油:みりん:出しを1:1:8 魚の煮物は出しの半分を酒にするから、1:1:4:4 (実際やってみたけど、個人的に酒4はちょっと多い気がした)
みたいな感じ。
小さじとか大さじとか何人分とか考えなくて済むから この法則めっさ自分にあっている。 勢いで続編の「割合で覚える野菜の和食 」を買ってしまったw 高いけど、いつか菊乃井さんにも行ってみたい。
一方で笠原さんの方は、当たり前だけどレシピ本で しかも構成が一汁二菜の定食セットでレシピを紹介するようになっている。 だから、今日はこの料理を作るって決めてスーパー行く人にはいいんだろうけど、 ぷらぷら適当に食べたかったりお買い得な品を買って、後から料理を考える自分にとってはもう絶望なまでに合わない。
あと、名前の"賛否両論"の通り、そこまで和食っぽくないものもあって、 ザ和食がよかった自分には合わなかった(なぜ買ったし)。
でもまぁ、どっちも
- 出汁はちゃんととれ
- 下ごしらえ(霜降りとか)は丁寧に
- 酢やみりん、酒はちゃんとした奴(米酢、本みりん、料理酒じゃなくて安くていいから飲める酒)を使え
みたいに大事なポイントは同じだったので、本当このへんは大事なんだなぁと勉強。
本読む前だったけど、たまたまみりんとお酒はちゃんとしたものを買ってたから、 割合の法則に則って、金目鯛の煮付けを作ってみたけど、うまかった。 今まで煮付けにみりん(ぱちもん)と砂糖を適当に使ってたけど、みりんだけでちゃんと甘くなるんだね。
これから当面和食を頑張って作っていこうと思う。